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鉄道模型 用語集

レール

2線式・3線式

2線式・3線式

鉄道模型における集電方式です。

2線式
線路の左右のレールが絶縁されており、電気の極を左右それぞれのレールから集電する方式。 ほとんどの鉄道模型メーカーが採用している集電方式です。

3線式
線路の左右のレールは絶縁されておらず、電気的には同じ極になっています。 それとは別に線路の真ん中にもう一つのレール(センターレール)を設置し、 これと左右レールから電気の両極を集電する方式です。 ドイツ・メルクリン社が採用している集電方式です。

ゲージ・スケール

ゲージ

ゲージ

鉄道模型における線路の規格で、実物の線路(標準軌=1435mm)に対する縮尺の呼称です。

1番ゲージ → 1/32(45mm)
Oゲージ → 1/45(32mm)
HOゲージ → 1/87(16.5mm)
TTゲージ → 1/120(12mm)
Nゲージ → 1/160(9mm)
Zゲージ → 1/220(6.5mm)

スケール

スケール

鉄道模型における車両の規格で、実物の車両に対する縮尺の呼称です。 1フィートを何インチ/センチにするかで決められています。

1番スケール → 1/32(1ft=0.375in/9.53mm)
Oスケール → 1/45(1ft=0.250in/6.35mm)
OOスケール → 1/76(1ft=4mm/0.1575in)
HOスケール → 1/87(1ft=3.5mm/0.1378in)
TTスケール → 1/120(1ft=0.100in/2.54mm)
Nスケール → 1/160(1ft=0.075in/1.9mm)
Zスケール → 1/220(1ft=0.055in/1.4mm)

日本型の縮尺は、厳密にいうとこのスケールとは異なる基準で、 1/80≒HO、1/150≒Nに定められています。

制御機器

DC・AC

DC・AC

鉄道模型における動力を得るための電気方式です。

DC
直流電気を利用する方式。 ほとんどの鉄道模型メーカーが採用している電気方式です。

AC
交流電気を利用する方式。 ドイツ・メルクリン社が採用している電気方式です。

アナログ・デジタル

アナログ・デジタル

鉄道模型における動力車に対して「動く」「止める」などの制御信号を送る方式です。

アナログ(信号)
電気の電圧や電流の値をそのまま変化させて、動力車に制御信号を送る方式です。 レール上の一つの動力車にしか信号を送れません。 逆に言えば、レール上の動力車はすべて同じ動きをします。

デジタル(信号)
電気の電圧や電流の値をデジタル信号に変換して、動力車に制御信号を送る方式です。 動力車に番号(アドレス)を定めておき、 レール上の複数の動力車に個別に信号を送ることができます。 そのため各動力車に「デコーダー」という信号を受信するための装置が必要です。

デジタル

DCC・mfx

DCC・mfx

鉄道模型における動力車などに指令を送るデジタル信号方式です。

DCC
ほとんどの鉄道模型メーカーが採用しているデジタル信号方式です。 mfxとは信号の波形が異なります。 NMRA(全米鉄道模型協会)によって規定されています。

mfx
ドイツ・メルクリン社が採用しているデジタル信号方式です。 DCCとは信号の波形が異なります。

デコーダー

デコーダー

鉄道模型におけるデジタル信号を受信する装置です。 デジタル信号は動力車のアドレス・制御指示が常に繰り返してレールに流れており、 デコーダーは該当する動力車のアドレスと制御指示を選別して受信し、 その指示に基づいて動力車の制御を行う役割を果たします。

動力車用デコーダー
動力車のモーター・ヘッド/テールライト・ファンクション(室内灯など)の制御が行えるデコーダーです。 モーターへの電流値やデコーダーが扱える最大電流値などによって、 HO用・N用に大別されます。

サウンドデコーダー
動力車用デコーダーにサウンド制御機能を付加したデコーダーです。 モーターへの電流値やデコーダーが扱える最大電流値などによって、 HO用・N用に大別されます。

ファンクションデコーダー
動力車用デコーダーからモーター制御機能を省いたデコーダーです。 デコーダーが扱える最大電流値などによって、 HO用・N用に大別されます。

端子規格 インターフェース

端子規格(インターフェース)

デコーダーを動力車の基板に接続するためのコネクタ規格です。 MOROP(欧州鉄道模型愛好家協会)によって規格(NEM規格)が制定されています。

6ピン(NEM651)
DCC初期に登場した規格。 現在は、一部のN Scale製品に採用されています。

8ピン(NEM652)
DCC初期に登場した規格。 現在では、下記のPLUX22にとって代わられています。

21MTC(NEM660)
メルクリンとESUによって導入された規格。 一時は広くHO Scaleの製品に採用されていましたが、 もとは3線式用の規格のため、 現在ではメルクリンほか、一部のHO/OO Scaleのメーカーが採用しています。

PLUX22(NEM658)
3線式用である21MTCに代わる2線式用のデコーダーの規格として、 RailCommunity(デジタル鉄道模型製品製造業者協会)によって制定されました。 HO Scaleの製品に広く採用されています。

PLUX16(NEM658)
PLUX22のピン数を16に減らした規格です。

NEXT18(NEM662)
TT/N Scaleの製品向けに新しく制定された規格。 N Scaleの製品に広く採用されています。

MTC14
TRIX社のN Scale製品(Minitrix)用に定められた独自の規格です。

時代区分

Epoche Ep Era

Epoche(Ep)/Era

鉄道模型メーカー各社が、 どの時代の鉄道車両を自社製品として模型化したのかを示す時代区分の指標です。 欧州型ではドイツを中心に発達してきたため、 ドイツの鉄道の歴史が一つの基準となっています。 メーカー各社で示す時代区分の幅に若干差がありますが、 おおよそ以下のとおりです。

Ep1 → 1835~1925
連邦国家であるドイツ帝国を構成している王国や大公国鉄道の時代。

Ep2 → 1925~1945
第一次大戦後ドイツ国有鉄道発足からドイツ帝国鉄道を経て、 第二次大戦終了時まで。

Ep3 → 1945~1970
第二次大戦後、 ドイツ連邦鉄道=DB/ドイツ国有鉄道=DRの成立から、 国際鉄道連合(UIC)による車両分類記号の導入まで。

Ep4 → 1970~1990
UICによる車両分類記号導入時から東西ドイツの統一まで。

Ep5 → 1990~2006
東西ドイツの統一からUICによる動力車識別記号の導入まで。

Ep6 → 2006~現在


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